信州友愛ロータリークラブ 例会
2023年11月8日開会 (通算131回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

「阪神優勝! 今年も歌える『六甲おろし』」
信州友愛ロータリークラブの会員の皆さん、こんにちは。
日本のプロ野球、日本シリーズは阪神が4勝3敗で日本シリーズを制し、優勝しました。阪神タイガース(これが本来の標記だそうです。濁るのは英語的には正しいが、固有名詞としては間違い)のファンの方おめでとうございます。昨夜の大阪の街は阪神優勝ですごいことになっていました。38年ぶりの日本一に喜びもひとしおかと思いますが、道頓堀川に飛び込むのは自制して、静かに喜びに浸っていただきたいと思います。
 
阪神の応援歌といえば「六甲おろし」。作曲者は古関裕而。古関裕而は六甲おろしの他、読売巨人軍の「闘魂込めて」や早稲田大学の応援歌「紺碧の空」の作曲でも知られています。最初に阪神が日本一になった年、1985年には私は東京に住んでいました。大学は吉祥寺にあり、当時吉祥寺に住んでいた阪神タイガースファンの高校時代の悪友のアパートに入り浸っていました。「六甲おろし」ならぬ「中畑清の応援歌の替え歌」を聞かされて、うろ覚えですが記憶に残っています。この頃は「六甲おろし」の歌の存在すら知りませんでした。「バース、掛布、岡田」の甲子園での3連発をテレビで見ました。
この試合は巨人戦で周囲から「巨人ファン」と思われていた私は、呆然とホームランを見送っていたクロマティ同様、大いに落胆しました。

実のところ、私は子どもの頃は巨人ファンだったのですが、それは巨人戦の放送しかなかったからで、王や長嶋が引退した辺りから、野球に対する熱が冷めてしまい、テレビもほとんど見なくなりました。中学の時、長嶋の引退試合を見に家に飛んで帰ったのが不思議なくらいです。

阪神は星野仙一が監督を務めた2003年にリーグ優勝を果たしていますが、その時も「六甲おろし」が上田駅前の旧イトーヨーカドーの玄関口のスピーカーで鳴っていたことを覚えています。
  このときも阪神優勝で日本中、特に大阪は湧きに湧いていました。プロ野球に興味を失っていた私もブームに乗り遅れまいと思い、せっかくなので阪神タイガースの応援歌を覚えようかと「六甲おろし」をカラオケで歌い始めました。応援歌なので歌詞も覚えやすく、メロディもすぐ頭に入りました。以来、2005年の第一次岡田監督時代のリーグ優勝のときもカラオケで「六甲おろし」をリクエストしていました。
  今年もまた、気持ちよく「六甲おろし」を歌えそうですが、つい張り切って大声になってしまいそうなのがタマにキズです。
  
今週末には国際ロータリー2600地区の地区大会もあります。大勢の会員の皆さんとお会いできることを楽しみにしております。

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 新本登志也君
「宜しくお願いします」

卓話

会員増強の視点について~戦略計画の必要性~

国際ロータリー第2600地区 会員増強委員会 委員長 金児 進
国際ロータリー第2600地区 会員増強委員会 委員長 金児 進
皆さん、こんにちは。


私は、昨年度は中信第二グループのガバナー補佐ということで1年間勤めてまいりました。この役目を拝命させて頂き、グループ内のクラブさんを4回訪問させて頂き、特に感じたことですが、他のクラブさんの状況を知ることは大変勉強になるということです。
他のクラブの活動を知ることで自クラブへのフィードバックができるということは実は大変重要なことだと思っております。
 
今回、地区会員増強委員長という立場で皆様と一緒に活動させて頂くわけですが、まず、ここではっきりと認識しておきたいことがあります。それは
会員増強委員会は会員増加委員会ではないということです。単に会員数を増やすだけの委員会ではありません。つまり、私たちがまず取り組むべきはD E Iに基づいたクラブの戦略計画をたてた上で、クラブと会員基盤の強化をすることが大変重要だと考えております。
 
特に重要なのはインクルージョンです。私たちがクラブの中でどのように尊敬され、大切にされるかということが会員増強、会員基盤強化の根幹であり、一丁目一番地です。もちろん新規入会者へのフォローが必要なのは言うまでもありません。セミナーへの参加、地区、クラブへのイベント参加によってクラブ会員全員の皆さんのバックアップが必要です。
やみくもに数を増やしていっても結局は2、3年で退会してしまう悲しい現状もあります。
 
そして、昨年度末では会員数1800名。52名の減少という悲しい結果です。
ここで特に強調したいことですが、この中でも会員数を10名以上純増しているクラブが3~4クラブあります。その逆で会員をかなり減らしたクラブがあり、そのギャップは年々大きくなっているということです。
今までと違って、会員の勧誘方法もかなり変わってきました。それに気づいたクラブが会員数を増やしているということです。
若い経営者はこの人材不足の世の中で大変忙しいという現実があります。ただし「社会の役に立ちたい」という思いや目的を持ってもっと勉強して成長したいという若い世代の経営者もいらっしゃいます。
私たちは、いつものようにクラブに勧誘しても結果はうまくいきません。
 
ここで、クラブ全体の戦略計画が必要なわけです。会員の勧誘を特定の人に任せてはいないでしょうか?
まず、会員を10%増加させるために、何をするか。しっかり戦略を立ててクラブ全体で動くことが必要です。

組織で、新入会員を勧誘するために、クラブはどう準備し、どのようにフォローアップしていくか、そして何よりもクラブ会員全員で取り組む問題と考えます。 
会社になかなか若い新入社員が入って来ないと嘆くことはありませんか?
古い体質の会社に有望な若い社員がなかなか入ってこないのと同じで古い体質のクラブにはなかなか人が入ってきません。
今までの通り一遍の勧誘では若い人達は入会してくれません。
クラブで、地区で、世界で取り組むロータリーのダイナミックな活動をしっかり説明し、その中でどんな活躍ができるかをきちんと示すことが必要です。そして何よりも自分たちが居心地よく、楽しんいるかということです。
それが、クラブの活性化の根源だと私は思っています。皆さんがロータリアンの価値観をしっかり入会候補者に伝えればきっと入会候補者は理解し、喜んでクラブに入ってくれると信じています。 
入会者の数の問題ではなく、ロータリーに誘い、仲間として繋がっていくことができれば、必ず会員は増えてきます。そして途中で退会することも少なくなってくるはずです。合言葉は「仲間をふやそう」です。
 
会員増強委員会では、勧誘の為のテクニックをお伝えすることはできません。それは、それぞれのクラブの個性、文化、特性があるからです。
 
例えば具体的に言いますと
イベントへの新会員候補の巻き込み。会員セミナーの合同実施。他クラブとのイベント連携。新入会員の声「Voice Of New face」の試みも良いでしょう。
入会の動機、そしてクラブの感想、これからやりたい事。こうした声を聴くことがインクルージョンであり、入会3年未満の退会防止に繋がっていきます。
 
これからも何でも相談しながら戦略的な行動を一緒にしていきましょう。
本日はどうもありがとうございました。