信州友愛ロータリークラブ 例会
2024年2月14日開会 (通算140回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

「オザワセイジの訃報」
信州友愛ロータリークラブの会員の皆さん、こんにちは。
2月9日金曜日、私の住む松本市にとって悲しいニュースが二つ飛び込んできました。
一つはイトーヨーカドー南松本店閉店、もう一つは「サイトウ・キネン・オーケストラ」
の創設者で世界的指揮者の小澤征爾さん(88歳)の死去のニュースです。今日は「世界
のオザワ」、小澤征爾さんについて触れたいと思います。
小澤征爾さんには、1962年に音楽の友社から発表された「ボクの音楽武者修行」とい
う著作があり、高校時代に新潮文庫になっていたものを読みました。スクーターやギタ
ーとともに貨物船で単身フランスに渡り、その後ヨーロッパ各地で国際指揮者コンクー
ルやオーケストラを客演として指揮したりなど、まさしく「音楽修行」であったのです
が、実際に渡欧されたのは1959年で、このとき小澤さんは24歳の若さでした。若いとき
からその才能を認められ、既に将来を嘱望されていたことが窺えます。
その後38歳でボストン交響楽団音楽監督就任(2002年まで)、2002年からはウィーン
国立歌劇場の音楽監督に就任されました。この年日本人指揮者として初めてウィーンフ
ィルハーモニー管弦楽団との「ニュー・イヤー・コンサート」でタクトを振りました。
この時のコンサートは録音されて発売されているようですが、私はこの年のニュー・イ
ヤー・コンサートを見ていないので、今度CDを買って聴いてみようと思っています。世
界の音楽界で最高峰とも言えるポストに就き、長く活躍されました。
1992年からは、松本市で「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」を開催。現在で
は「セイジ・オザワ・松本フェスティバル」と名称を変えましたが、30年以上も開催さ
れています。数多くの松本市民、近隣市町村の住民の皆さんが、ボランティアスタッフと
して大会運営に関わっています。例年、結構難解(?)なマニア向けと思われるオペラ
などを演奏し、チケットがなかなか入手できなかったこともあって、私自身は、松本城
二の丸公園で開かれたオペラしかナマでは聴いていません。このほかでは、1998年長野
冬季五輪のプレイベントで、岡谷市文化会館(カノラホール)で開かれた「長野冬のオ
ーケストラ~ヴェートーヴェン交響曲第9番『合唱』~」をライブで聴きました。その時
のチケットは今でも手元に残っています(写真)。


五輪開会式のフィナーレを飾った指揮
はテレビでご覧になった方も多いと思います。世界5カ所と中継を結んでの演奏は、電波
の遅延(ディレイ)を放送技術で克服して見事な臨場感を演出する素晴らしいものでし
た。
多くの松本市民、長野県民に愛された小澤征爾さんのご冥福をお祈りしたいと思いま
す。

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 大嶋三紀夫君
「病気治療のため、昨年7月から半年間休ませて頂きました。大変ご迷惑をお掛けししました。皆さんから励ましのお言葉を頂戴し、改めて感謝申し上げます。まだ、闘病治療は続きますが、余り無理しないで気楽なロータリー活動を楽しんで参ります。 」

信州友愛RC 大嶋三紀夫君
「昨年12月15日、弊社創業60周年の記念式典を南涯館にて執り行いました。 社員とともに60年の節目を迎えたことに感謝し、弊社の企業理念「日々に新らし」及び開発理念「未来を考え、未知に挑み、未到の世界を構築しよう」のもと社業発展のために社員一丸となって精進していくことを誓い合いました。 今後とも、皆様のご支援ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。 」

信州友愛RC 大嶋三紀夫君
「昨年12月15日に71歳の誕生日を迎えました。遅ればせながらご報告とともに誕生祝いとしてニコニコBOXに喜投させていただきます。」

信州友愛RC 大嶋三紀夫君
「今年、お陰様でロータリアンとして在籍30周年を迎えます。 1994年12月22日、弱冠42歳で松本ロータリークラブに入会させていただき多くのことを勉強致しました。 そして何より素晴らしい出会いの機会を与えて頂きました。改めて、ロータリアンの全ての皆様に感謝申し上げます。 そして、我らが信州友愛ロータリークラブの益々のご発展をお祈り申し上げます。 」

信州友愛RC 大嶋三紀夫君
「今年は年男(辰年)です。のぼり龍の如く成長していく所存です。」

信州友愛RC 大嶋三紀夫君
「昨年12月31日を以って、諸般の事情により南涯館を閉館することとなりました。 2013年から10年間に亘り、「古民家コミュニティースペース」として活用して参りましたが、今後は新たなコミュニティーを探求し、早期再開を目指しています。 信州友愛ロータリークラブの事務局としては、今年6月末までは役目を果たして参りますのでよろしくお願いします。 」

信州友愛RC 大嶋三紀夫君
「赤沼典昌会員の入会をお祝い申し上げます。」

信州友愛RC 笠原芳子君
「会計でいつもお世話になり、ロータリーの友を毎回届けてくださる堀川さんに感謝を込めて。」

卓話

今年の抱負

信州友愛ロータリークラブ 会員 宮川 章君
皆さんこんにちは。この度卓話の機会を頂きました。ありがとうございます。
 
今年の抱負は、自分をとにかく愛でる事です。
自分はいつのころからか自分自身が嫌いでしかたありませんでした。自信が無くマイナス思考、今を生きていないばかりか、自分自身の心に目を向けず、魂とこの世での器である体にも失礼な生き方をしている生き方でした。こんな状態をどうにかしないと焦る日々でしたが、気づきをあたえてくれたのが、ペンキ画家のSHOGENさんのブンジュ村での体験談でした。
SHOGENさんは、ティンガティンガというアートを学びにアフリカのタンザニアのブンジュ村に行き、そこで村に伝わる縄文時代の日本人から教わった生き方を学んだそうです。

遠いアフリカの地で教わった日本の考えのエピソードは、本来の日本人の愛された記憶を失ってしまっている現代の日本人に響くものばかりです。その中で今年の抱負としたエピソードがあります。
それが「喜びのグラス」です。
人の心の中にあるグラスで、自分の愛と喜びで満たし溢れた分で、人に本当の愛を与える事できると。しかし、擦り減って枯渇している状態で人に与えては、トラブルの原因になるそうです。これを知ったとき、自分枯渇してると思いました。人のためにやっているつもりが、うまくいかず、溝を生み信頼関係も築けませんでした。奉仕活動にしても人のためになると思ってやっていましたが、それが本当に愛をもって出来ていない自己満足の行為ではないのかと感じました。

まず、あるものに感謝し、出来ない部分は認めて受け入れて人間らしいと自分自身を愛でてあげる事。そうすることで心の余裕も生まれ、はじめて喜びのグラスを愛で満たせることができるようになると思い今年の抱負としました。
自分自身を愛で満たしていれば、自分の行為のすべてに愛が宿るそうです。

今年は自分を愛し、自分自身が自分の一番のファンになれるようにしたいです。素敵な妻と娘に囲まれ大切な家族があり、素晴らしい信州友愛の皆様とも繋がさせて頂いている。それだけでも自分は幸せものであると感じました。皆様ありがとうございます。
次年度奉仕プロジェクト委員長をご依頼いただいておりますが、正直自信もなく出来るのか不安です。しかし、そんな自分も愛でてこぼれる愛で行動し、実践できるようになりたいと思っていますので、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
 
このSHOGENさんのブンジュ村での体験談は、YouTube公式サイトやコラボ対談などで本人からの証言を見ることもできますが、「今日、誰のために生きる?」のタイトルで本(ひすいこたろうさんとの共作)も昨年秋に出版されています。
是非皆さんに読んでもらいたいお勧めしたい本です。
 
簡単ではありますが私の卓話とさせて頂きます。駄文で失礼いたしました。ありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。