信州友愛ロータリークラブ 例会
2024年10月9日開会 (通算162回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

皆さん、こんにちは。
今回はロータリー財団への寄付についてお話をさせて頂きます。
皆さんもご承知かと思いますが、国際ロータリー(RI)とロータリー財団(TRF)とは異なる組織となっています。ロータリー事業費を賄うためには、財団という組織を使うことで事業資金を運用していくことになります。
財団への寄付という行為は私達ロータリアンが世界で良いことをするための活動資金という位置づけになります。
さて、身近な話では、私たちはDDFという財団への積立によって地区補助金資金を3年後にその半分を受け取ることができ、それがクラブの奉仕事業資金となります。
ほかにもポリオ根絶のための活動資金・グローバル補助金事業など多様な事業を会員の寄付によって賄われます。
奉仕活動の静的活動となるわけです。特に身体を使ってボランティア(動的活動)することもなく、寄付行為によって世界で良いことをするという解釈もあります。
財団では寄付額によって表彰制度もあります。1000ドルを寄付すれば「ポールハリスフェロー」という称号を与えられ、10000ドルを寄付すればメジャードナーとなります。もちろんバッジも頂けることになります。
できたら、毎月1万円づつ寄付していけば、1年でポールハリフェローの称号をもらえるでしょう。
このバッジを受け取ることが目的ではないにせよ、何かしらの称号をあたえられるというのは嬉しいものです。
ぜひ、皆さんも財団の寄付をMyRotaryからやってみてください。とても簡単にできますよ。

 

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 高木和久君
「秋らしい季節になってきました。朝昼の温度差が激しくて風邪をひきそうですが、皆さん体調に留意してください。」

信州友愛RC 金児進君
「10月になりました。皆さんと共にこのクラブ運営を頑張っていきたいと思います。ぜひニコニコボックスにもご協力ください。よろしくお願いします。 」

信州友愛RC 大嶋尚志君
「あっという間に10月ですね。涼しくなってきました。」

信州友愛RC 村松正勝君
「あっという間に10月。 朝晩は気候もすっかり肌寒くなりました。 皆さんとの繋がりをもっと持てるように ゆとりを持ちたいですね。 計画を立てて行動できるよう考えます。」

信州友愛RC 西入寿和君
「やっと秋という実感が出てきました。 たくさんの美味しいものが味わえる季節です。 冬に向かって栄養を蓄えましょう。」

卓話

困難な時代でも成長するクラブ(MyRotaryより)

金児 進(会長代行)

困難な時代でも成長するクラブ

文:

2020年、世界は新型コロナの世界的流行、黒人に対する警察の暴力をめぐる混乱、そしてアメリカを分裂する選挙によって荒れ狂っていました。「強い孤立感があり、社会のためになることをしたいと思いましたが、世間での問題や疾病の流行によって手に負えないような気がしました。しかし、大きいことではなく、小さなレベルから始めれば、少しずつインパクトを積み重ねていくことができると思いました」  

フェイスブックで「ボランティアの機会」を検索すると、スプリングボロ・ロータリークラブがヒットしました。  

父親がロータリー会員だったこともあり、ガレットさんは早速、フェイスブックでクラブと連絡を取りました。コロナ禍のためビデオ会議で例会が行われていましたが、試しに参加して分かったことがありました。幅広い年齢層のほぼ等しい割合の男女の会員が、地域社会の発展のためにダイナミックに活動していました。  

同クラブの会員数は、好ましい状態であったわけではありません。2004年に25名で発足したクラブは、2007年には13名にまで減少しました。当時、デイトン・ロータリークラブの会員であったダグ・ブッチーさんは、スプリングボロ・クラブの復活を支えるため、クラブの移動をお願いされました。2009-10年度、ブッチーさんがスプリングボロ・クラブの会長を務め、会員数は17名にまで回復しました。 その後もクラブは成長を続け、現在、クラブの会員数は40人近くに達しています。 

米国オハイオ州、スプリングボロ・ロータリークラブ会員の(左から)スコット・マーシャルさん、サラ・ガレットさん、エイプリル・ウォーカーさん、ダグ・ブッチーさん

写真提供:Meg Vogel

クラブは新しい会員を獲得するために調整を行い、昼食時ではなく朝食時に例会を開くクラブに変更しました。同クラブは郊外に位置しているため、多くの人はデイトンやシンシナティといった都市部に通勤しています。「みんな、ランチ時間に職場からスプリングボロに戻ることができなかったんです」とブッチーさんは説明します。「それが会員減少の原因でした」  

また、特に若い会員が懸念していたコストを下げるため、クラブは朝食の代わりにコーヒーで済ませるようにしました。ときどき、誰かがドーナツを持ってくることもあります。「物事をとてもシンプルにしようと心がけています」とエイプリル・ウォーカー前会長は話します。 

例会の目玉は、毎月行われる「ロータリアンを知ろう」というプレゼンテーションです。ある会員は父親がピエロだったことを話し、またある会員は、80年代の高校時代の卒業写真(マレットヘアに金の鎖を付けた姿)を披露しました。「1時間一緒に過ごすと、その人のことを知ったつもりになるけれど、そんなことはない」と、2021-22年度の会長就任時にこの「ロータリアンを知ろう」の余興を始めたウォーカーさんは話します。「これで親睦が深まりました」。また、多くの例会で、会員がお互いを知るための質問が出されます。例えば、「セサミストリートの好きなキャラクターとその理由」や、「子どものころに家族の車に付けた名前」などです。 

「楽しい、と言ったらありきたりですが、このクラブを要約するのにこれ以上の言葉は思いつきません」と、会員のスコット・マーシャルさんは言います。「普通なら朝7時半に起きて参加したいとは思わないでしょう。でも、クラブのこういうアクティビティは本当に楽しみにしています。とにかく楽しいんです」