信州友愛ロータリークラブ 例会
2025年11月19日開会 (通算192回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

皆さん、こんにちは。
 
気候変動の影響で自然環境が大きなダメージを受けています。その中、熊による被害が続き胸の痛む日々です。また、インフルエンザの感染も拡大していますので、年末に向けてご自愛ください。
 
さて、今回は11/15(土)ホテルブエナビスタで行われた2025-2026年度地区大会第1日目の会長・幹事会、本会議、国際ロータリー会長代理歓迎晩餐会について報告を致します。
会長・幹事会終了後は、本会議です。その中で記念講演会がありました。
第一部記念セミナーは、国際ロータリー会長代理の神野正博(かんのまさひろ)氏が講師です。石川県出身で七尾RCに所属され2021〜2022年度には2610地区のガバナーを務められました。
現在は公益社団法人全日本病院協会の会長、社会医療法人財団蕾仙会(とうせんかい)恵寿総合病院の理事長です。
[ロータリーのネバーエンディング・ストーリー]をテーマに会場への質問なども含めて、能登半島地震などの経験からの深い話と、ロータリーの会員としての心の持ち方、会員増強に繋がる話に皆さんが聞き入りました。神野氏のロータリアンとしての人間力と穏やかさ、そしてそのエネルギーの在り方に感嘆致しました。
第二部記念セミナーは、ロータリー平和センター センター長の新垣修(あらがき おさむ)氏の講演でした。新垣さんは沖縄出身で国連難民高等弁務官事務所法務官補、国際協力事業団(現・国際協力機構)、ハーバード大学ロースクール客員フェロー、初め数々の大学で教授などをされた後、現在は国際基督教大学(ICU)教養学部教授です。
テーマは、[平和センターの役割とフェローたちの活躍]でした。

ロータリー平和センターは、世界の平和構築と紛争解決に貢献する人材を育成するプログラムです。1999年に創設され、世界各地に8大学設置されています。ICUは、修士号取得プログラムを提供するアジアで唯一の平和センターです。毎年最大100名〜130名のロータリー平和フェローが選ばれて平和と紛争解決の修士号または専門能力開発修了証プログラムで学びます。このプログラムは、平和構築に必要な理論と実践的スキルの習得を目的としており、修了者は政府、非政府組織、国際機関などで活躍しています。
厳しい試験の数々を乗り越え、国際的に人道的に活躍する若いフェローの皆さんの紹介やその活躍について、優しい人間味溢れた語り口でロータリーの偉業を話されました。
緒方貞子さんについて幾度か口にされ、深く尊敬されている事も感動でした。
素晴らしい記念講演をお聞きした後は会場を移して、神野正博国際ロータリー会長代理ご夫妻をお迎えして歓迎晩餐会がありました。
和気藹々の交流を皆さんが存分に楽しみました。
 
以上





 
 
 
 

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 笠原芳子君
「12月の青少年奉仕活動~松本盲学校クリスマスチャリティーイベントへの会員多数参加を楽しみにしています。」

卓話

ロータリーでやりたいこと

​青少年奉仕委員長  新本登志也君
青少年奉仕委員長 新本登志也

皆さま、こんにちは。
本年度、青少年奉仕委員長を拝命いたしました新本です。日頃より若輩者の私に温かいご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

■ ロータリーでやりたいこと
私はロータリアンとして、まず「奉仕の理想を日常の中で実践する」ことを抱負としております。 ロータリーの活動は、決して特別なものではなく、私たち一人ひとりの仕事や家庭、地域でのふるまいの延長線上にあります。小さな思いやりや行動の積み重ねこそが、クラブ全体の大きな力となり、社会をより良くする原動力になると信じています。

■ 青少年奉仕委員長としてのやりがい・抱負
青少年奉仕は、次代を担う若者たちの「成長のきっかけ」をつくることです。
寄付や支援も大切ですが、私が特に重視したいのは「時間を共有すること」です。ロータリアン自らが現場に足を運び、子どもたちや学生と同じ時間・空気を感じる。その中で伝わるもの、育まれるものがあります。 12月実施予定の松本盲学校でのブラインドサッカー講習会、クリスマスコンサートはまさにこの理念を体現する企画ととらえています。
今後も、職業体験の受け入れや、地域の清掃活動、留学生との交流、盲学校とのふれあいなどを通じて、「働く意義」「思いやり」「感謝の心」を共に学ぶ機会を増やしていきたいと考えています。青少年と触れ合うことは、同時に私たち自身の心を磨く貴重な時間でもあります。

■ 職業奉仕について
ロータリーの基本理念に「職業奉仕」があります。
これは、単に自分の職業を通じて社会に貢献するというだけではなく、「誠実な仕事を通して信頼を築くこと」そのものが奉仕であるという考え方です。私たちは日々の仕事の中で倫理観を持ち、相手を思いやる対応をすることで、結果として地域社会に貢献しています。
青少年にも、職業の尊さや働くことの喜びを伝える場を設けたいと思います。

4 その他(結びにかえて)
本年度も、信州友愛ロータリークラブらしく「温かく、実践的な奉仕」を目指します。
ロータリーの精神は、決して難しい理念ではなく、「人と人とのつながりの中で何ができるか」という問いへの挑戦です。
共に汗をかき、笑い、学び合う活動を通して、地域に笑顔を広げていきましょう。
皆さまのご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。