信州友愛ロータリークラブ 例会
2022年10月19日開会 (通算87回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

1019 会長挨拶

「時を守り、場を清め、礼を正す」

皆さん、こんにちは。

本日は、教育学者:森信三(もり のぶぞう:通称しんぞう)先生の提唱した3原則についてお話します。
【時を守り】、とは時間を守ること
この意味は、相手を尊重すること。それにより自分が信用を積み重ねること。
実践目標つまり、今日することは、すべての予定の開始5分前に姿勢を正し、心を静め、開始を待つこと。

【場を清め】、とは掃除をすること
掃除をすることの意味は、5Kで表され
「気づく人になれる・心を磨く・謙虚になれる・感動の心をはぐくむ・感謝の心がめばえる」
実践目標つまり、今日することは、一つでも足元のゴミを拾うこと
<一つ拾えば一つだけきれいになる> できれば毎日、5分間でも、人のために尽くしてみる

【礼を正す】とは、挨拶をすること、返事をすること。
挨拶の意味は、心を開いて相手に迫るということ。
挨拶をすれば人間関係がよくなり、挨拶をしなければ人間関係が悪くなる。
実践目標つまり、今日することは、朝の挨拶人より先に
誰に会っても、相手が聞こえる大きな声で、相手が気持ちよくなる挨拶をする
「おはようございます!」、

そして、呼ばれたら「ハイ!」
返事をすれば人間関係がよくなり、返事をしなければ人間関係が悪くなる
実践目標つまり、今日することは呼ばれたら、相手が聞こえる大きな声で、相手が気持ちよくなる返事をする

打てば響くような「ハイ!」

「時を守り、場を清め、礼を正す」日本中の人がこれをしたら日本は必ずよくなります。
「時を守り、場を清め、礼を正す」日本の文化伝統を言い表した素晴らしい言葉だと思います。
今日からできる一つのことを徹底すること。

「凡 事 徹 底」

平凡なことを徹底してやり続けると、平凡の中から生まれてくる非凡というものが必ず出てきます。
これは大変大きな力を持っており、人を感動させる大きな力を持っています。

良い学校には、「時を守り、場を清め、礼を正す」という、いい行動規範が必要です。
良い学校教育とは、社会に出て役立つ「知」を教えることです。そして、人として正しいフィロソフィ、行動規範を教えることだと思います。空理空論の良い話ではなく、実際に今日、「いま、やる」ことが大切です。
 
「時を守り、場を清め、礼を正す」とは、今日、「いま、ここ」でやれることなのです。
 大人になっても大事なことですよね。みなさんのこれからをしっかり後押し支援していきたいと思います。

今週も楽しい1週間になりますように。

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 乾みゆ紀君
「先日の松本の会では久々に対面でお会いすることができ、短時間でしたが有意義な時間でした。行事が続きますが、皆様もどうぞご自愛くださいませ。」

信州友愛RC 小池晃君
「今週末は松本国際IAC認証状伝達式のリハーサルですが、準備ができていません。なんとか間に合わせます。がんばりましょう!!」

卓話

「職業奉仕について」

信州友愛RC 市川 誠君
卓話 信州友愛RC 市川 誠 
この度、"ロータリーに関する卓話"を依頼されました。
"ロータリークラブ"についての一般認識について調べてみると、ロータリークラブは、国際的な社会奉仕連合団体「国際ロータリー」のメンバーである単位クラブ。会員のことをロータリアンという。最初にクラブが例会場所を輪番で提供しあったことから「ロータリー」の名がついた、という記述が目にとまりました。 
どうやら、一般社会から見た"ロータリークラブ"は、「国際的な社会奉仕連合団体」という解釈らしいです。「社会奉仕団体」とは、かなり概念が広く、理解しにくい言葉です。
 
 まず私達が、ロータリーでの”奉仕”を考える時、忘れてはならないのが「職業奉仕」です。今回は改めて「職業奉仕」について考えてみたいと思います。
 参考資料として国際ロータリー第2640地区の元職業奉仕委員会委員長 角谷浩二様の講演資料がわかりやすいので、紹介させて頂きます。ご参照ください。http://rid2640g.com/osawa/rotary_information/pdf/oc_service06-07.pdf
私の話に間違いがありましたら、私の勉強不足のためですので、ご容赦ください。
 
「職業奉仕」は、"ロータリーの真髄"です。
職業奉仕を理解するには「ロータリー運動が倫理運動である」ことを理解しなければなりません。
その中でも、これがロータリーだといわれているのが「職業奉仕」です。
「ロータリーのロータリーたる所以は、職業奉仕の実践にあり」と言われています。
 
 まず、今、自分が行なっている仕事、すなわち生業としている”職業"に"自信と誇り"を持つ事ができるかどうか、から始まります。
そして、そのようになるためにはどうしたら良いか「職業倫理」を追求しながら、周りの人々を通じて社会へ貢献して行く事が職業奉仕だと私は理解しています。
 
 ロータリーは「奉仕の基礎を職業倫理」に置き、職業の心も、奉仕の心も、一つの心だと考えます。そのため一つの心を持って職業を営み、かつ奉仕をすると説いています。
なので、ロータリーにおいて"倫理に反する儲け"は存在しません。
もし、"非倫理的に儲けたお金"が奉仕に使われていたとしたら、それは"真の奉仕"といえないのです。
ロータリーの標語は「I serve」です。職業奉仕は個人の職業倫理において、奉仕の心を、職業を通じて社会へ実践するものです。
 
もし、「ロータリーの職業奉仕を一言で表現するなら、どのように表現するのか」と問われたら、「世のため人のために 奉仕する心をもって職業を営むこと」と言うことになります。
これこそが職業奉仕にとって一番大事な言葉であり、決して忘れてはならないことであると思います。
これをロータリアン一人ひとりの仕事、すなわち職業に適用して行く事が、ロータリアンの「職業奉仕」ということです。
 
以上、引用と受け売りで言葉足らずですが、ロータリーの「職業奉仕」を考える上での契機となれば幸いです。
 ありがとうございました。