信州友愛ロータリークラブ 例会
2023年1月18日開会 (通算96回)

例会開催は、毎週水曜日0時より開催となっております。

開会点鐘・歌の斉唱

会長挨拶

小池会長が体調不良の為、本日の会長挨拶はありません

メークアップ&ニコニコボックス

下記の皆様よりニコニコボックスを頂きました。

信州友愛RC 笠原芳子君
「古川静男クラブアドバイザー様、「米山記念奨学事業を知ろう」講話をありがとうございました。今後もご指導よろしくお願いいたします。」

あづみ野RC 藤森康友様
「今年もよろしくお願いいたします。 世界が、私たち一人一人の日常が、平和でありますように!」

信州友愛RC 乾みゆ紀君
「新年あけましておめでとうございます!今年もどうぞ宜しくお願いいたします。」

卓話

「第51回 ロータリー研究会 IN神戸」に参加して

信州友愛ロータリークラブ 会員 古川 幸枝君
「第51回 ロータリー研究会 IN神戸」に参加して
11月20日から三日間、神戸のロータリー研究会に、パストガバナーパートナーとして参加
してきました。
今年のセッションの第一は「ポリオ根絶」についてでした。
 
 ―――ポリオという病気―――
 ポリオ(急性灰白髄炎)は非常に感染性の高い病気であり、特に感染しやすいのは5歳未満の
子供です。日本では一般に「小児まひ」と呼ばれることもあります。
ポリオウイルスは人から人へ感染し、最も多いのは汚染水を通じた感染です。
神経系を侵すこともあり、これによって身体の麻痺を引き起こす可能性があります。
治療法はありませんが、安全なワクチンで予防が可能です。   
 「ロータリーの基礎」より
  
この第一セッションは、「今こそポリオ根絶」と題された、松本祐二・元ポリオ根絶コーディネーターによる講演で、1985年に国際ロータリーがポリオプラスを立ち上げ、募金活動を開始してからの経過を聞くことができました。
*1988年当時、125か国で毎年35万人近い子供が感染していたこと。
*「世界ポリオ根絶推進活動」の努力によって、現在では症例が99.9%削減されたこと。
*2022年11月9日現在、症例は、アフガニスタン・パキスタン・モザンビークで
30件であること
あと少し、なのです。
(しかし、昨年の症例数がわずか「6件」だったものが、今年になって「30件」と、
増加した症例数となり、状況が悪化していることも指摘されています。)
 
  ではなぜポリオを根絶しなければならないか?
  その一つは、子供の未来です。このまま根絶しなければ、ポリオに罹患して身体マヒとなる
子供が年間数万人にのぼってしまう可能性が出てきます。
  そしてもう一つの理由は、資金の問題です。
  ポリオを根絶できるまで、全世界で生まれた子供全員にワクチン接種が必要となります。
  日本の場合を見てみると、
  生後54か月までに4回のワクチン接種が必要となります。
  1回に約5千円がかかるので、     5,000円×4回=20,000円(一人)
  2021年に生まれた子供約81万人  810,000人×20,000円=162億円!
  日本だけでこれだけの金額が一年で必要となります。これは各自治体が負担して
いるそうです。 全世界となったら・・・
  世界からポリオが根絶されれば、このお金が不要になるのです。
  現在、日本でポリオ感染者がいないのは、毎年ワクチン接種をしているからなのです。
  
 
「世界からポリオを根絶する」
 ロータリアンとして私たちには何が出来るでしょうか?
 国際ロータリーとしては、(2018年の数字ですが)寄付額は165億円以上です。
 日本の各クラブでも、寄付活動は盛んに行なわれていますが、私たちのような小さな
クラブでも、他のクラブと連携・協力すれば寄付活動はできると思います。
 これからの課題になりますね。
  
 さてロータリー研究会では、他にも、ジェニファーE・ジョーンズRI会長の基調講演を
聞いたり、RI会長ご夫妻歓迎晩餐会に出席したり、同期PGのパーティーがあったり
と、セミナーの勉強のほかにも楽しいひと時を過ごすことができました。
私のロータリー活動に対する気持ちを後押ししてくれる三日間となりました。